【百刷本】ランキングまとめ!直木賞今村翔吾オススメ3/5世界一受けたい授業

2022年3月5日(土)の日テレ『世界一受けたい授業』で放送された、直木賞作家今村翔吾先生オススメ!増刷数100回超えの名作「百刷本」の情報をまとめましたのでご紹介します。

ちなみに、百刷本(ひゃくずりぼん)とは100回以上印刷されてきた本のこと。

本の一番最後のページに〇〇刷と書かれてあり、この数字が多いほど長年愛され続けてきた名作だということでがわかります。

直木賞受賞の今村翔吾先生おすすめの「百刷本」

7位 『大往生』

6位 『統計でウソをつく法』

5位 『チーズはどこへ消えた?』

4位 『思考の整理学』

3位 『バカの壁』

2位 『道を開く』

1位 『サラダ記念日』

目次

直木賞受賞の今村翔吾先生オススメ!増刷数100回を超える「百刷本」

今村翔吾先生のおすすめ百刷本を順番にご紹介します!

7位『大往生』103刷

大往生のの著者は、テレビ・ラジオの司会で作家として活躍した、永六輔さんです。

名曲、”上を向いて歩こう”の作詞を手がけました。

死に方ってのは生き方です

この本には、自分らしい死を迎える生き方“が綴られています。

大往生の後には、『二度目の大往生』も発売されました。

このなかに、今村さんが大好きな言葉があると紹介されていました。

人間は二度死にます

まず死んだ時

それから忘れられた時

つまり、“肉体は死んでも人から忘れられなければ死なない”

という深いメッセージがこの言葉には込められています。

6位『統計でウソをつく法』103刷

統計でウソをつく法は、今から54年前の1968年に発行されました。

難しい数学の本と思いきや、具体的な事例がたくさん載っていて、実はとても読みやすい本なんです。

当時は、統計学というと難しい本しかなかったので、

数式を使わない統計学入門書というキャッチコピーで注目されました。

それから50年以上、今でも増刷され続けています。

ネット社会になって、ビックデータやAIなど、統計学が身近なものになってきたのが理由ではないかと予測されます。

この本を読めは、グラフなどの統計データの見方が180度変わりますよ!

5位『チーズはどこへ消えた?』110刷

『チーズはどこへ消えた?』は、今から20年前の2000年に発行されました。

なんと、世界で2800万部売れた大ベストセラーなんです。

コロナ禍で20万部増刷されました。

アップルやIBMなどの世界のTOP企業が社員教育にこの本を採用したのだそうです。

チーズはどこへ消えた?は、”迷路の中に住む二人の小人が大量のチーズが消えた時にどんな行動をとったのか?”というお話です。

この本には、幸せを手に入れるためにはどうしたらよいのか?”という深い教訓が書かれてあります。

『チーズはどこへ消えた?』から学ぶ先の見えない不安に打ち勝つヒントは、

まだ新しいチーズが見つかっていなくても、「チーズが見つかったこと」を想像すればそれが実現する!です。

4位『思考の整理学』126刷

東大・京大で一番読まれた39年前発行の百刷本は、『思考の整理学』。

こちらは、36年前に発売された本です。

初版が発行された昭和61年(1986年)~平成19年(2007年)までの21年間で16万部というロングセラーになっていました。

そして、2007年に盛岡市さわや書店松本大介さんの店頭のポップ“もっと若い時に読んでいれば……”をきっかけに注目を集めました。

平成20年(2008年)には、東大・京大の生協書籍販売ランキングで1位を獲得。

それから、”東大・京大で一番読まれた本”と呼ばれるようになりました。

このフレーズがさらに売り上げを伸ばし、2009年には100万部、2016年には200万部を突破。

その後も何度も1位を獲得しているとても人気の思考法入門書です。

著者のの外山 滋比古さんは、東京文理科大学英文科卒業で文学博士、評論家、エッセイスト。

この本は、ものを考えるときのコツを分かりやすく教えてくれます。

例えば、

  • 一番効率がいい勉強法は、朝食前
  • いい考えが浮かばないときは寝る

などなど・・・

この本を読めば、生きていくうえで効率UPにつながること間違いないです!

うさぴょん

ここでちょっとコーヒーブレイク♪

番組内で読書が楽しくなるしおりが紹介されました。

その名もスワンタッチブックマーク。

読んだページに勝手についてくるしおりなのだそうですよ。

うさぴょん

では、ランキングの続きをどうぞ♪

3位『バカの壁』129刷

『バカの壁は』2003年に発行された、平成で一番売れた新書です。

著者は、東京大学名誉教授の養老孟司(ようろうたけし)先生。

我々の頭を妨害しているのは、「こうだ」って思い込んでいる偏見だとおっしゃっています。

“バカの壁”とは、自分の思い込みや偏見で自分自身で作ってしまう壁のこと。

その壁を壊すことで、新しい自分に進歩できるという内容です。

“バカの壁”を越えられない人は、本当の自分があると思い込んでいます。

本当の自分とは、例えば、個性のある私とか、ナンバーワンよりオンリーワンだとか。

でも、人間はそれだけじゃ生きられません。

個性は、強調性がなくなります。

“バカの壁”を超えるには、個性より人の気持ちを理解することが大事!

人の気持ちを理解することが、自分を変えための第一歩になります。

世の中の新しい常識や新しい生活に疲れた時に心が軽くなる一冊です。

2位『道を開く』271刷

『道を開く』は、1968年に発行されました。

戦後最も発行されたビジネス本です。

著者は、パナソニックの創業者、松下幸之助さん。

  • どのように困難を乗り越えてきたか?
  • どうすれば身も心も豊かな生活を送れるか?

その思いを綴った121の話が書かれてあり、

この本は、名言の宝庫と言われています。

例えば、

〈心配ごとを抱えている人への言葉〉

憂事に直面しても、これを恐れてはならない。

“心配またよし”

心配や憂い

新しく物を考え出す

一つの転機ではないか?

〈失敗して自信をなくしている人への言葉〉

失敗することを恐れるよりも

くふうのないことを恐れた方がいい

他にも、

志を立てるのに老いも若きもない

何歳からでも夢を追いかけることができるということ。

敵がなければ教えもない。従っても進歩もない。

身近にいる意見が合わない人を敵と思うのではなく、

何が自分と違うのかを考えることで自分を進歩させる。

切磋琢磨が大事という教えです。

本来、男性向けのビジネス本という感じでしたが、約10年前から女性にも人気が出ており、

“松下幸之助女子会”が開かれるほど人気なんですよ。

働く女性のバイブルとしても読み続けられています。

1位『サラダ記念日』401刷

『サラダ記念日』は、若者の短歌ブームで毎年5000部売れる「百刷本」です。

今、若者を中心に短歌ブームがきています。

80年代に短歌ブームのきっかけになった本は俵万智さんの『サラダ記念日』です。

当時は、採用されなければ自分の短歌が世に出なかったので、

出版のハードルが高く、短歌ブームは長続きしませんでした。

最近では、SNSで発信できるので手軽に自分の作った短歌を読んでもらえます。

さらに、”いいね!”などの機能でより多くの人に気軽に共感してもらいやすくなりました。

若者たちの間で”エモい”という言葉がはやっています。

うさぴょん

エモいとは、感情が揺さぶられたり思わず感動したときになんとも言い表せない気持ちになること。

31文字という短い文章の中に、エモさを盛り込むことができる短歌はツイッターとの相性抜群!

このような理由から、じわじわと若者の間で短歌ブームが起きているんですね。

その他おすすめの百刷本

番組内で紹介されたその他おすすめの百刷本もご紹介します。

残像に口紅を

こちらは、33年前に発売された筒井康隆さんの本です。

去年、amazon売上ランキング~日本文学部門~で一位を獲得しました。

『もしこの世から”あ”という言葉が消えてしまったら・・・』

ひらがなが一文字ずつ消えていくという不思議な世界を描いた物語です。

今読んでも面白い!とSNSで話題になり、去年だけで11万部増刷されたんです。

ビタミンF

重松清さんのビタミンFは、『泣ける小説』として話題になり、

去年、12万部増刷されました。

こちらも、22年前に発売された本です。

まとめ

直木賞作家今村翔吾先生オスス!増刷数100回超えの名作「百刷本」のまとめです。

直木賞受賞の今村翔吾先生おすすめの「百刷本」

1位 『サラダ記念日』

2位 『道を開く』

3位 『バカの壁』

4位 『思考の整理学』

5位 『チーズはどこへ消えた?』

6位 『統計でウソをつく法』

7位 『大往生』

今、コロナ過で読書がブームになっています。

その中でも、今回、今村先生がおすすめするような百刷本は、

内容がとてもよいからこそ、多くの人に読まれ続けているのだと思います。

私もランキングを見ているうちに読んでみたくなってきました。

みなさんも、百刷本に目を通してみてはいかがでしょうか?

【世界一受けたい授業】の見逃し配信はHuluで見れますよ!

2週間無料お試し
バラエティからアニメまで
ドラマや映画も見れる
\期間内に解約すればお金は一切かかりません/

>>Huluの公式サイトへ行く

同番組内で放送される、こちらの記事もおすすめです。

最後まで読んで下さり、ありがとうございます!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

コメントは日本語で入力してください。(スパム対策)

CAPTCHA

目次